Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達員界隈で問題になっている、確定申告問題。
「2019年の取引情報を麻布税務署に提供する」という内容がメールで届いて焦っている…という方もいらっしゃるようで、無申告の方はヒヤヒヤしているかもしれません。
- そもそも全員確定申告が必要なの?
- 確定申告って結局何するの?
- どうやってはじめたらいいの?
など、Uber Eats(ウーバーイーツ)で副業している私から確定申告のアドバイスをまとめました!シンプルに、フードデリバリー配達員として確定申告について悩んでいる方のお役に立てば幸いです。
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- 平均的な配達距離が約1.7kmと比較的短め!
- 業界トップクラスの高単価と注文数!
目次
Uber Eats(ウーバーイーツ)って確定申告が必要?
Uber Eats(ウーバーイーツ)で働く上で、「確定申告」という言葉が一人歩きしていますが、そもそもUber Eats(ウーバーイーツ)で配達パートナーとして働いている人は「確定申告」が必要なのか?と思っている方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、ほとんどの場合「確定申告」は必要です!
皆さん、小学校や中学校の社会の授業で習いましたよね、国民の三大義務!日本国憲法の中にある「教育の義務」「勤労の義務」「納税の義務」!稼いだお金に応じた税金を国に納める必要があります。
実際、確定申告や納税をしていないことが「税務署」にバレてしまうと、追加の税金(無申告加算税や重加算税)が課されたり、財産の差し押さえが執行されることがあります。つまり延滞金や罰金のようなイメージですね。
その追加の税金(無申告加算税や重加算税)は、実際に納めるべき税金の額の40%になることもあります。つまり払わなかった場合には、約1.5倍のお金をはらわなければならないという可能性もあります!ペナルティは思っているよりも大きいです。
学生だろうが、副業だろうが条件に当てはまる人は例外なく「確定申告」は必要になります。何でしないといけないのか…それは、アルバイトとは違い「個人事業主」として働く、働き方の違いにあります。
アルバイトと個人事業主の違い
では、アルバイトと個人事業主で一体何が違うの?と思った方向けに、アルバイトと個人事業主の違いについて詳しくご案内いたします。
「アルバイト」と「個人事業主」の大きな違いは「契約形態」です。
また、個人事業主は労働者ではないので、労働保険の対象外となります。正式には、一定の要件を満たせば個人事業主でも労災保険に入ることができますが、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナー(配達員)は加盟の対象外となります。
アルバイト | 個人事業主 | |
---|---|---|
契約形態 | 雇用契約 | 業務委託契約 など |
労働保険 (雇用保険・労災保険) | 給付を受けられる | 給付を受けられない |
Uber Eats(ウーバーイーツ)で配達パートナーとして仕事をする場合は「個人事業主」として仕事をすることになり、業務委託契約を交わして仕事をします。
アルバイトや正社員の場合には、お給料から支払う必要のある税金が天引きされます。これを、「源泉徴収」といいます。給料明細を見ると、自分でもらったお給料から、〇〇税という名目で税金が引かれているのを見たことがあるかもしれません。
これに比べて、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーは、得た報酬がまるまる手元に入って来るようになっており、この得たお金からは税金が引かれていない状態になっています。1年の間にUber Eats(ウーバーイーツ)から得た報酬に対して、適切な税金を申告して国に納めることを「確定申告」といいます。
これを行わないと「脱税」になり、犯罪を犯すことになります。基本的に10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金刑あるいはその併科(両方の刑が科されること)になる重罪です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の業務委託配達員で確定申告しないといけない人
専業の配達パートナー(配達員)であれば、1年間の所得金額の合計が「48万円」以下なら確定申告をする必要は比較的低いと言えます。48万円以下でも一応確定申告しておいたほうがいい場合もあるので、詳しくは税理士に相談することをオススメします。
また会社に属していて、副業として配達パートナー(配達員)の仕事をしている場合、申告が必要となる金額は「20万円」となります。
専業の場合 | 副業の場合 |
---|---|
1年間の所得金額の合計が48万円以下は確定申告不要 | 1年間の所得金額の合計が20万円以下は確定申告不要 |
所得の計算方法は「総収入金額-必要経費」となりますので、振り込まれた報酬の金額が上記に当てはまるかどうかではなく、振り込まれた報酬の金額から、必要経費を引いて残った金額が上記に当てはまるかどうかという事になります。
ただ、1年間の所得金額の合計が20万円以下の場合も確定申告が必要な場合もありますので、詳しくは税務署もしくは税理士に相談されることをお勧めします。
私の知り合いに税理士が何人かいますので紹介できますので、税理士をお探しの場合はDMください!(トドメシ公式Twitter @todomeshi)
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員の税金の計算方法
Uber Eats(ウーバーイーツ)で配達員として働く場合に確定申告を行います。その際の税金の計算方法について詳しくご紹介していきます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の報酬は「事業所得」または「雑所得」
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達収入は「事業所得」または「雑所得」になります。所得の計算方法は「総収入金額-必要経費」という形になります。
配達員の仕事が本業や生活費を稼ぐ目的の場合は「事業所得」になる可能性が高くなります。一方、副収入や小遣い稼ぎなどの位置づけの場合、「雑所得」になります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の総収入金額の計算方法
Uber Eats(ウーバーイーツ)で得た報酬のうち、どの部分が総収入金額になるのかというところが疑問になるかもしれません。
配達した配達報酬が「総収入金額」となり、配達完了した時点で計上します。この配達報酬は、現金配達した場合などに預かっているお金はこれに該当しません。
基本的に、毎回振り込まれる報酬が「総収入金額」になると考えればよいかと思います。
確定申告をするメリットも多い
確定申告をしないと…と思っていると気が重くなるかもしれませんが、確定申告をするメリットも多いです。
- 経費をつけることができるので節税できる
- 源泉徴収された所得税の還付を受けられる場合がある
- 確定申告することで自分の年間の収支が可視化できる
一番大きいメリットは、経費をつけることができるので節税できるという点です。
配達に使うために、自転車やバイクを購入した、雨の日の稼働用にレインコートを購入した、など配達に必要なものを購入することも有るかと思います。
それらの領収書を取っておけば、必要経費として計上して所得を減らし、節税することができます!
Uber Eats(ウーバーイーツ)でつけれる経費の範囲
必要経費とは「事業を営む上で必要な支出」のことを指しています。
Uber Eats(ウーバーイーツ)から自分に振り込まれた報酬から必要経費を引いた分が「所得」になります。所得に対して課税されるので、必要経費をつけることで支払う税金が少なくなります。必要経費の出費があった際には、必ずレシートや領収証を残しておきましょう。
普段使っているものの一部を業務の必要経費として計上することができる「家事按分」という仕組みがあるので、それを使う事ができます。
以下のようなものを必要経費として計上することができる可能性があります。あくまでも一例で、常識の範囲内で…というところを頭にいれておきましょう。
- 車両の購入費用
- 車両のレンタル費用(シェアサイクルなど)
- 車両のメンテナンス費用
- 駐輪や駐車をした駐車場代
- ガソリン代
- 仕事中の水分補給
- 配達エリアまでの交通費
- 備品の購入費用(スマホホルダー、配達バック、防寒具、ヘルメット等)
- スマートフォンなどの通信料
- 車両保険の費用
経費をつける時の注意点
必要経費をつけるにあたって、注意したい点が3つあります。
- 10万円以上の消耗品は全額必要経費に計上できない
原付バイクや電動自転車が10万円以上の場合、購入費用を複数年にわたって必要経費に計上する必要があります。あくまでも購入費用が全額必要経費に計上できるのは購入費用が10万円未満です。ただし、事業所得として青色申告をする場合、全額必要経費に計上できる範囲が30万円未満まで拡大されています。 - 事業割合を求める
事業割合はプライベートを含めた使用した全体のうち、事業用に使用した割合です。ガソリン代や通信費などのプライベート兼用費用のうち、事業割合に応じた金額が必要経費になります。 - 必要経費は常識の範囲内で
必要経費はあくまでも「事業を営む上で必要な支出」の事を指しています。そのため、やたらめったら必要経費にすることはできません。本当にUber Eats(ウーバーイーツ)で配達を行う際に必要な経費なのかよく考えましょう。
申告方法は「白色申告」「青色申告」の2種類
確定申告を行う際には「白色申告」「青色申告」の2種類があり、どちらかを選択して行います。
それぞれ、メリット・デメリットがありますので自分にあった方法で申告を行う必要があります。どちらで申告したとしても、しっかり確定申告を行うことはできますがあとからこちらで申告しておけばよかった…とならないようにしっかり確認しておきましょう。
白色申告 | 青色申告 | |
---|---|---|
帳簿のつけ方(記帳方式) | 単式簿記 | 原則として複式簿記(「借方」と「貸方」の両方を記帳していく方式) |
確定申告時の提出書類 | 収支内訳書 | 青色申告決算書(損益計算書・賃借対照表) |
開始に必要な手続き | なし | 「所得税の青色申告承認申請書」を税務署に提出 |
特別控除額 | なし | 65万円か55万円、あるいは10万円 |
赤字の翌年への繰越 | 不可 | 3年間可能 |
貸倒引当金の経費への繰り入れ | 個別のみ可能 | 個別、一括ともに可能 |
事業専従者に支払う給与の経費への繰り入れ | できない。事業専従者控除を受けられるのみ | できる |
申告の手軽さは「白色申告」の方が圧倒的ですが、「青色申告」のほうが手間はあるけれど、最大65万円の特別控除が受けれるので、納める税金が少なくて住む可能性が高いです。
自分で判断がつかない・・どうしたら良いかわからないという時には、お近くの商工会議所や税務署、街の税理士にお問合せすることをオススメします。
私は開業届けを出したほうがよいかわからなかったため、知り合いの税理士に相談して決めました。会社でもらっている給料以外のUber Eats(ウーバーイーツ)報酬は青色申告で確定申告しています。
「白色申告」のメリット・デメリット
- 特別控除がない
- 申請書の提出が不要
- 単式帳簿で簿記の知識がなくても簡単
「白色申告」では、事前の申請などなく手軽に確定申告を行うことができるため手間はとても少ないです。また、単式帳簿と呼ばれる、簡易的な帳簿づけなので、簿記の知識がない方でも帳簿をつけることができるかと思います。
ただ、青色申告で受けることのできる特別控除が受けられないため、収めなければならない税金が多くなる可能性があります。
「青色申告」のメリット・デメリット
- 複式帳簿で簿記の知識が必要
- 所得税の青色申告承認申請書の提出が必要
- 最大65万円の特別控除が受けれる
- 赤字の場合、3年間繰り越すことが可能
「青色申告」では、その年の3月15日までに「青色申告承認申請書」を所管の税務署に提出することが必要となります。また、年度の途中で開業した場合には、開業から2カ月以内となるため、その年度の確定申告に間に合わないという可能性もあります。
また、複式帳簿という仕組みで借方・貸方に分けて帳簿をつける必要があります。ただ、次項で説明する会計ソフトを使えば、取引記録をつけていくだけで、「仕訳帳」と「総勘定元帳」は自動で生成されますので難しくないです。
また、最大65万円の控除を受けることができるので、白色申告よりも納める税金が少なくなる可能性があります。
確定申告を行う際は、確定申告ソフトが「カンタン」「便利」
Uber Eats(ウーバーイーツ)で配達員として働く場合は、先に述べたとおりもらった報酬の金額によって、確定申告を行う必要があります。はじめて確定申告を行うから、何から始めたらい以下わからない…という方は、確定申告ソフトを使う事をオススメします。
確定申告を行うには、簿記の知識が必要だったり、帳簿の作成など面倒で難しい事がたくさんあります。また確定申告の書類も年によって形式が変わったりすることもあるので、初めて行う人にはハードルが非常に高いものです。
確定申告ソフトを使えば、初めて使い人でも確定申告ができるように作られているシステムなので、簿記の知識ゼロでもOK!口座とのデータ連携ができたり、AIが自動で仕分けを行ってくれたりするのでカンタンに確定申告を行う事ができます。セキュリティもしっかりしているので、安全というところもメリットは多いと思います。
オススメの「確定申告ソフト」を2つご紹介しますので、参考にしてみてくださいね!
弥生会計
クラウド会計ソフトシェアNo.1を獲得している「弥生会計」。WindowsでもMacでも利用することができます!
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- 2023年4月30日まで、限定エリアで基本報酬の最大50%UP!
- 1件あたり最大「2,310円」も!※首都圏エリアのみ
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